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海外ブランドFORMIA(フォルミア) QUALITY


◆ ダイヤモンドの産地や相場

・ダイヤモンドの歴史

・ダイヤモンドの性質

・ダイヤモンドの産地と流通

・ダイヤモンドの評価と相場


 ・ダイヤモンドの歴史

― 比類なき美の石 ―

「神々の涙・大地に舞った星のカケラ」古代ギリシャではそう信じられてたようです。ギリシャ語でアダマス(adamas)征服しがたい、という言葉が語源とされ、古いイギリス語のアダマントに転じ、ダイヤモンドの古語となった。またローマ時代のプリニウスの博物誌にその記載があるが、美しいという記述はなく、異様に硬いと書かれています。その後1400年代に研磨技術が議論され、1500年頃からローズカットが登場します。今のブリリアントカットは、1916年にマンセル・トウコウスキーが理想のカット理論を数値として定め、アイデアルカットとなり、現代のカットの基礎になっています。

上:ダイヤモンド原石
中:ローズカットダイヤモンド
下:アイデアルカットダイヤモンド


 ・ダイヤモンドの性質

― 世代を超えて語られる美しい石 ―

五大宝石の一つダイヤモンド。本来、宝石の定義とは美しさ・希少性・耐久性を兼ね備えた石のこと。そのダイヤモンドの成分は約99.95%が炭素で形成されています。その他の成分には、窒素やホウ素、水素などが含まれ、水素などはブルーダイヤモンドの色因とされています。モース硬度では10と定められ、天然の鉱物のなかでは最高の硬度を誇ります。
引っ掻きや傷のつき難いダイヤモンドですが、靱性という割れや砕けに対しては、翡翠の方が高い性質を持っています。また、劈開(クリベージ)と呼ばれる、衝撃に弱い方向があります。結晶形の八面体に平行する4つの面では、ソーイング(原石の切断)が可能です。そして、最大の特徴である輝きの秘密は、高い屈折率(2.417)によるものです。この値が高いほど、石の内部に入った光は内面反射をして目に見える輝きとして放出され、美しい石として世代を超えて語られています。

和名
性質
光学特徴
屈折率
分散
比重
劈開
硬度

:金剛石
:等軸晶系 化学組成C
:単屈折性
:2.417
:0.044
:3.52
:4方向完全
:10

 ・ダイヤモンドの産地と流通

― インド、ブラジルそしてアフリカ大陸から世界へ ―

ダイヤモンドの発見は紀元前500年に遡ります。歴史的な産地としてインドで発見されてから新たな産地であるブラジルで見つかったのが1725年になってからです。現在では南アフリカやボツワナ、ロシア、オーストラリアなどでいくつかの資源メジャーによって採掘されています。そして、原石はサイトホルダーと呼ばれる世界で約90程の業者のみが仕入が出来、研磨工程に入ります。研磨済みのダイヤモンドは、ダイヤモンド取引所に渡り、各国のダイヤモンドディーラーにより各国に届けられています。

ダイヤモンド研磨工程

 ・ダイヤモンドの評価と相場

― 品質の組み合わせで予算に合う石を見つける ―

既知の通りダイヤモンドの評価には4つの基準があります。下の図は、0.3ctのダイヤモンドでカラー・クラリティ・カットが最高ランクだった場合を100としてその他の品質の相場を数値化したダイヤモンド相場表(※1)です。例えば、D/VS2をご覧ください。相場は59となっています。59という相場で見ると、他にE/VS1やF/VVS2,H/IFという品質のダイヤモンドも59に相当します。すなわち、同じ予算59でも4種類の石が購入できることになります。では、あなたにとってどのダイヤモンドが最適なのか。小売店などで実際にダイヤモンドを見て、「色を優先するのか、またはクラリティを優先するのか」をご自身の目で見比べてみましょう。

ダイヤモンド相場表
相場表の拡大


※1ダイヤモンドの相場は変動性ため、目安としてご活用ください。



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